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my kids

クルアーン詠み大会

21日月曜日に愛の学校でクルアーンの大会があった。数週間前にこの大会に出場する生徒として選ばれたと手紙をもらってきた。それから、毎日少しづつ練習した。大会直前は少しナーバスになっていて「間違えたらどうしよう」とバカリ言っていたけれど電話でダッダに励まされて気持ちが切り替わったらしく大会の日を待ち望んでいた。

当日は幼稚園の年長に当たるクラスの子供から始まった。それぞれクラスから6~8人が選ばれて皆の前で詠んだ。愛は1年生。詠むスーラは生徒によって違う。愛はアル フマザを詠んだ。たまたま、愛が1年生の最後の生徒だったので皆の暗誦を聞く事が出来た。まあ、当たり前なのだろうけど他の子供の暗誦は自分の子供のよりもはるかに上手に聴こえる。

家でバボ、有、純の面倒を見てくれていた悪友二人が「愛どうだった?トロフィーもらって来てくれるかなあ?」と御機嫌に話ていた。二人共自分の子供達は出場出来なかったので愛に望みをかけているらしい。「トロフィーなんて無理無理。」って答えたら「それでも、親?」と言われてしまった。勿論トロフィーをもらってきて欲しいけれど、ヤッパリ日本人の私は「うちの子ならきっともらえるに違いない!」とは言えない。日本人って自信がないのかなあ?

いつもの様にスクールバスで帰って来る愛を待っていたら、バスからトロフィーと賞状を持った愛が降りて来た!「ママ!クルアーンの大会でトロフィーもらったよ!」とニコニコだった。トロフィーなんて期待していなかったから私もとっても嬉しかった。3位入賞だった。これはクラス毎に1位~3位にトロフィーが出たのか、スーラ毎にトロフィーが出たのかはわからないけれど、ヤッター!大会前は間違えたくないとか、自信なさそうだったけど、3位に入賞出来た事で今後の自
信になったと思う。だって、これが6年間の人生の中で一番最初の試練だったし、この大会に向けて一所懸命練習もしたし、努力はむくわれるって事を肌身で感じてくれたと思う。

ところで、この大会にアルジェリア人の子供がいっぱい選ばれていた、そしてアルジェリア人の友達(この学校でイスラームを教えている先生)によると、出場したアルジェリア人の生徒全てが3位内に入賞したとか。。。さすが、クルアーン詠に親が熱心なだけあるなあと感心した。
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by yoshimi_sharifa | 2007-05-26 20:38 | kids